2015年03月01日
お灸はそんなに熱くナイ
皆様、子供の頃に「悪い子はお灸するぞ」的な威嚇を受けていらっしゃるタメか、「お灸」と聞くと「熱くて痛いんでしょう」という反応が多いですが、懲らしめるお灸と施術のお灸は違います。
「熱い方が効くから好きだ」とおっしゃられる方は例外として、「きゅう師」の資格を持つには実技試験もあり、患者さんが少し熱くなって来たなと思った時に「熱い」と言ったら、即座に取り除くことが出来なければ、それだけで失格です。
無論、それ以外にも、実技をこなす必要がありますが、それは基本中の基本で。
写真では、二つ目に点火しようとしてますが、大体、この後五つ目あたりになると、最初のお灸が熱くなりだすので、次のお灸を作ろうとしていても、「熱い」と言われたら、スグに取り除かなくてはイケマセン。
「熱さ」にウッと来る前に、取り除かれるので、終わった後は身体全体がポカポカこそすれ、火傷でヒリヒリなんてコトは無く。
御心配せずに、お試し下さい。
「お灸が、こんなに身体を温めるとは思わなかった」という喜びの声を、皆様から聞くことが出来て、嬉しい日々が続いております。
Posted by 稲葉きゅう at 21:13│Comments(0)
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